立てなければ浮かべばいい

今日祖母があくせくしないで人生ゆっくり生きなさいと父にアドバイスしていたのだけど、それはつまり私にしていることに感じた。
しかし、残り時間がわからない中で、思い通りになかなかいかない中で、何をどうしたらいいんだろう。東京の中心地のオフィス街でバイトをしている時や有名企業に内定をもらい4月からの新生活が待ち遠しくてたまらない同級生を見ている時、いわゆる勝ち組とは何だろう、とか考えてしまうが、勝負ってなんだろう。そして大多数の人間がもってしまっている同じような価値観に震えてしまう。きっとそれは人がどこに重点を置くか、なんだろうけれども。
そうやってガツガツ頑張る、それは生き急ぐということなのか、社会人として当然の努力なのか、はたまたそんな悶々と考えること自体が無意味なのか。

立っていた地平線は揺らぎ、どこが水平かわからない。