自分の部屋はsanctuaryつまりはスパイスや蜂蜜と寝る

家、リフォーム。風呂、壊される。
そして私は近くのサイゼリヤスーパー銭湯に行った。

サイゼリヤなんて学生ぶり。ミラノ風ドリアにハンバーグとサラダも付けちゃうよ。母親と行ったのだが、楽しくなり過ぎてしまい童心に返りすぎる。自分は本当に頭がどうかしてるんじゃないかと思いつつ母親に今日の出来事を報告するという、いつかの幸福なサイゼリヤ

そして銭湯。色んな湯を試して、サウナでテレビを見る。テレビで取材されてた人の年収が高すぎて目が点になり、肝心の番組内容は頭に入らない。のぼせて出てりんご黒酢飲む、11時。眠い。

いつかどこかで見た浜辺

いつかどこかで見た浜辺。ニュージーランドの小さな街の、夕方の暖かい風と家の灯り。裸足で海と砂の境目を歩くよ。くすんだ青い裾が揺れ波の音が静かに佇む。

シドニーのオペラハウス界隈、もうすぐ日没で電灯が灯る。黒いシックなワンピースを着て夕食へ向かう。ピスタチオのアイスクリームなんか食べながら。

雑踏と高層ビルの中、香港。夜は意外と静かで涼しい。友達の学生寮から見た風景と月明かり。飲茶を食べ、自分も混沌の中へ吸い込まれていく。夜景が映った海と船、熱帯夜。

春の小川はさらさら行くよ

家をリフォームするとのことで家族総出で掃除をする。
奥の方から小学校の答案用紙やら高校時代の単語帳なんかが出てくる。見返していて両親がいかに自分を大切に育ててくれたか、物心両面から応援してきてくれたかを改めて感じる。そこには一生懸命かけ算をする小学生の自分もいて、化学を学びまだ見ぬ知の世界を前にしてわくわくしている高校生の自分もいた。
私はどれだけ両親に返せているのだろう。今まで与えてもらったことをどれだけ活かせてるのだろう。これからどうすれば2人に返すことが出来るのだろう。
先日会社の新入社員に向けて一言下さいと回ってきて何の気なしに解答したのだが、後日自分のコメントを見てぞっとした。「ほどほど1番」いつから私はそんなにつまらない大人になってしまったの?
私の小さい頃の落書きやノートを愛おしそうに見ている母の背中を残して、友人との外食へ出掛ける私。

日常を、仕事を、未来を、希望を、投げやりになっちゃだめだよ。

Stay Positive

社会人になって三年、辛いこと我慢する事ばかりだったけれども、逆に今までと違う環境に身を置き修行したとも言える。相手を立てたり、身を引いたり、律したり…早い段階で気付けて良かった。何とか通り過ぎた岩場、次の三年は視界が開け歩きやすいといいな。

Closed the Door

どうしてこんなにさみしいことばかり起こるの?心が声を上げて泣いていて肋骨が痛くて寒い。
スキー場でダブルデートがあり同行、1人ではぐれ1人でリフトに乗り1人で寝て1人で帰る。信じてたから行ったのに…私はここにいるよ。
ラーメン食べようって約束してたから行ったのに、家には人がいて帰ってって言われた、深夜2時。1人でエレベーターに乗り1階に降り、タクシーを探すこの気持ち、わからないのかな。一緒に大変な時を支え合って頑張ってると1人で勘違いしてたんだね。ラーメンは結局食べず自宅までのタクシー代1万2千円。あの朝何か違うって思ったから帰った。自分からは動かなかった。沈黙もまた答えになる。
公私混同、押し付けてばかり悪かったね。どうしてこんなにわがままで人の気持ちがわからないのだろう。旅立ちの良い機会なのかもしれない。楽しい思い出ときっかけをくれたんだと思おう。感謝して飛び立とう。笑って胸をはって!辛い時間はずっとは続かないよ。家族友達が支えてくれるよ。元気を出して!

爪が伸びている

いつが始まりで
どこが終わりかわからない
途方も無い時間が流れている


同じような1日
そっくりな私達
繰り返す日々に
気付かずにオヤスミ


夜空と引換に光を手に入れ
頭の上を知らない鳥が飛んでった
あの屋形船には誰が乗っているの?
犬のあくびと子供の笑い声


沈黙し続ける動物たちを横目に
静寂は戻らず、闇が見える


数字を読み合い
地図を逆さにし
宇宙に出ては
星になりサヨナラ


混沌の中で砂漠にいるよな気分
化石のように固いアイスクリーム
世界は謎に満ちていて
旅に出てはふと我に返る


沈黙し続ける動物たちを横目に
静寂は戻らず、闇が見える


沈黙し続ける動物たちを横目に
静寂は戻らず、闇が見える