手は案外差し伸べられるのかもしれない

ダンスの先輩と、土曜日の午後下町をてくてく。
将来に勇気がない踏み込めないみたいな相談をしたら、後悔しない選択をとアドバイス頂く。
今までの選択たちの一貫性の無さをなげいたら、案外根本は同じところに興味があって、切り口が違うだけじゃない?行き着く場所は結局同じな気がすると、思ってもみなかったこと教えてもらう。壮大なことになってしまって上手くいかない、もっと技能的な成長をしたかったなんて頭でっかちになりがちだったけど、美化されたもしもは仮想にすぎないのである。
今の持ち駒を上手く使って、むつかしく考えすぎずに流れに乗れたらいいと思う。先輩がくれた、上手くいくときはすべて上手くいくを待ちながら。

光浦靖子も言っていた

春から始めた日本画、縁があって一回りくらい上の友達が出来る。仕事とか未来とか方向性すら悩んでることを打ち明けたら、辞めずに軽い気持ちでいいから、興味の赴くままにどんどん挑戦してみては?とアドバイスもらう。その人が私くらいの年齢の時は怖いものなんか無くて、イタリアに突然移住したみたいで、そんな勇気すごく羨ましい。でも自分は頭でっかちになってたなと肩の荷が降りたようで心軽くなる。

現代文は解けるのに、人の気持ちは理解不能

会社で仕事をし始め、色々と選べない環境の中、自分の異質性を疑い始める。連帯意識の欠如、自意識過剰、組織の中でうまくやっていく事の大変さ。何かが強すぎて何かが欠けている。1人で悶々として学生時代からの仲良い友達に頑張って打ち明けても取り合ってもらえず、ますます隠すようにでも意識してしまっていた。先日、久しぶりに会った友人に、向こうからそれを言い当てられ、同じく悩んでるの〜とのことで光差す。1人だけじゃなくて、しょうがないって思えることの大いなる救い。状況を客観的に捉えられるように、少しずつでも変えられたら。

親不知の喪失と睡眠

久しぶりの登山で全身筋肉痛の中、虫歯になった親不知を抜いた。最後の一本だけども怖ろしげということで静脈麻酔にて抜歯。手術開始で麻酔薬がすごい勢いで流れ込んでくる。圧倒的な眠気、意識に上から重く蓋を閉められるよう。手術が終わり麻酔が切れ目が覚め、立とうとしてもすぐに眠ってしまう。生物兵器の本当の怖さを少し予感する。しびれが全然取れず口は開かず歯は痛いしで辛い。最後に先生に抜いた歯を下さいと言ったら、砕いてしまったしもう捨てましたと言われ玉砕。口の中から後で歯の破片が出てきたので帰り道植え込みに捨てた。