1/100である私

今日は授業の一環で辛淑玉さんの講演会に行った。「生き抜いてきた在日」


住民票に印字されている国籍が違うだけで差別を受ける。ミクロに見たらただのインクのしみである文字なのに、たったそれだけで、彼らは苦しみにさらされる、何代も。彼らは孤独であり、行き場がなく、もがく。もうたくさんである。もうこれ以上苦しみを増やす必要はない。


人間はもろくて弱いのは皆同じ。何でそうなんだろう。やり場のない悲しみ悔しさを他人にぶつけてしまう。なんて悲しいことだろう。


私は在日として生まれなかったけど、そんなのはただの偶然である。それは皆に言えることなのにどうして差別は終わらないのか。どうして…


講師の方はびしびしと何とも言えない、厳しさ・悲しさ・悔しさが混ざったオーラを放っていた。それを放たないと彼女は今にも崩れそうだった。


大学に行けるのは世界で100人に1人。エリートというか、声をあげる、強くいることが出来る人にならなくてはいけませんね。見渡して感謝する。