快速も各駅も大差ないように感じるようになった

朝10時から今日もバイトで昼ピーク。5限は友達の翻訳の授業に潜る、聞かずに坂口安吾堕落論を読む。それから忘れていた貸していた2000円を返してもらい、その子が今日返却予定であった孔子の人生アドバイスみたいな本まで読む。6限はオカルト芸術論へ久しぶりに。直前で一緒に受けてる子の自主休講が決まる。遅刻して入ってったら席があまりなくペットボトルのカフェラテが置き去りにされた席に着く。わざわざ隣にいた人がこれは前からありましたよと教えてくれ二人の境目あたりにペットボトル設置。輪投げチョコを食べようとしたら、なぜかチョコが彼方へ飛んでいった。赤かった。BB弾レベルの速度で私は若干引いてしまったのだが、その親切な隣人がチョコの捜索までしてくれようした。恥ずかしすぎて制止。新しいチョコ食べる。なぜか隣人との間に共同体意識を見いだし、その子にも一粒わける。何かにっこり。人間捨てたもんじゃないぜ。始まった授業は踊る錬金術。興味深い。ほとんど寝てしまったけれどもね!授業中の眠りは三つに分けられる。一、授業がつまらなく、しょうがなく寝る。この場合はイライラしてたりして全然寝れない。二、授業はおもしろいが死にそうに眠く失神。熟睡と夢があなたを待っている。三、奇跡。授業の内容を聞いた覚えは無いのになぜか寝ていて、しかし板書は取れている。ほとんどは二だが、この場合授業を聞きたいという意志はあるので起きたい精神と眠たい身体とのせめぎあいだが、眠気が覚めるポイントがある。ふっと目が覚める瞬間にノートをとり、また向こう側へ戻り、ノートをとり、、、を繰り返しているとだいたい授業終了すこし前に覚醒し、適当なノートとすっきりしない自分が残る。前置きが長くなったが今日は記憶してるだけで眠気のビッグウェーブが二回きた。とにかくベケットの不思議なダンスが今日の収穫だ。素敵な隣人に会釈し、私は図書館へ向かうのだ。堕落論を返す。生協へ行き、過去読むべきであって将来読もうとしてた存在と時間を手に取る。1200円。私は村上春樹がどうしても理解出来ないのだけれども何故か思いつき羊をめぐる冒険を探す、ない。探している途中で会田誠氏の青春と変態という本を見つけ、レジへ。しめて1795円なり。今日あったはずの飲み会が自主休講によりなくなったので、飲み会が文学に変換された。堕落論の青春論についても読んだし、友達から2000円は返ってくるし、何か繋がり、何か気持ちがいい。それにしても最近は文章が読める。なんだ、簡単なことじゃないか。言葉はおもしろい。お腹はぺこぺこだ。家に帰り、お母さんが作る夕飯を食べ、卒論を書きつつ読書しよう。