落ち葉と秋の寂しさは

こんなことここに書いていいのかわからないけど、もうずっと自分の中で溜まってて苦しいから書く。


大学での大好きな友達のお父さんが彼女が高校生の時に自殺していた。本人から聞いたわけではなくて、別の共通の友達伝いで聞いた。その子の家はあまり裕福そうでなくて、お父さんの話もあまり出てこなかったけど、お父さんはね、〜したんだとかたまに聞いていたので、ふーんそうなんだと疑ったりはしなかった。
初め別の友達から聞いた時信じられなくて、でもその子のお父さんはちょっとした有名人で、パソコンで経緯を調べられたのだった。その事実を知った時私は涙が止まらなくて、その後の授業を全部休んだ。だってどんな気持ちで私に話してくれてたんだろうとか、一緒の授業でたまたまお父さんに関連する話題が出た時の、その子の真剣さとか、色々思い出して、勝手に悲しんだり泣いたりするのは失礼だと思いつつも、もう止められなかった。彼女に、内諸というか一方的に知ってしまったことを伝えようかと思ったけど、その子はちょうど留学中で日本にいなかったし、私に伝える機会なんてたくさんあったのに、あえてしなかった彼女の心を考えて、言わなくて、今現在もまだ言ってません。

ちょっとした後、偶然その子のお父さんのつくったものズバリについてある授業で取り上げられて、私は心底驚いたのであった。また新宿でのバイトの休み時間に本屋で時間をつぶしていて、私は思い立って、彼女のお父さんの著作を探してみたら、本当にあった。人柄や培ってきたものが現れている文章で、そこには私の知ってるのとは少し違う彼女の幼い頃も記録されていた。新宿でまたもや私は鳥肌が立ったのだった。


彼女とは半期ずれているが私も今は留学中で、次に会うのは年末か年明けか、で就活も始まるし・・・てな感じでこのことをやっぱり全部話すべきか、話してくれるのを待つべきかわからないんだけど、でも何となくその子の中ではまだお父さんは生きてるような気がする。そしてこの話題は私の心の奥底にしまっておいた方が良い気もする。